ソニー、スマートオフィスソリューション「Nimway」を欧州で提供

会議室の場所や空き状況、同僚の居場所などが一目でわかる

 ソニーは、Seed Acceleration Program(SAP)ヨーロッパの第1号事業化案件となるスマートオフィスソリューション「Nimway(二ムウェイ)」を、欧州各国で展開すると発表した。

[公開日]

[著] BizZine編集部

[タグ] スマートデバイス ワークプレイス

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 「Nimway」は、ソニー独自の屋内位置情報認識技術を活用し、事前に登録したBluetooth対応のスマートフォンを持つユーザーがオフィス内に設置されたディスプレイに近づくだけで、次の打ち合わせの会議室の場所を一目でわかるように表示する。

 また、スマートフォンのアプリを通して会議室の空き状況や同僚の居場所なども知らせることができる。会議の円滑な開催や、会議室の効率的な活用を実現し、従業員の生産性向上を支援するサービスだという。

「Nimway」は、屋内位置情報認識技術を活用したスマートフォン用アプリ、ソニーのBluetooth搭載ビーコン、人感センサー、会議室フロアのデジタルマップ、およびフロアマップを掲示するディスプレイを活用。主な対象は200名以上の従業員がいる大型オフィスで、各オフィスに合わせてカスタマイズしたソリューションを提供する。

「Nimway」の主な特徴

 1. 独自の屋内位置情報認識技術により、会議室までの行き方や同僚の居場所を通知

 事前にBluetooth対応スマートフォンを登録しておけば、スマートフォン用アプリに搭載されたソニー独自の屋内位置情報認識技術がユーザーの位置を特定し、次の会議室までの行き方や所要時間を通知する。

 また、事前登録したスマートフォンを持つ同僚の居場所や、会議室の空き状況も知らせることが可能。さらに、ユーザーがオフィス内に設置されたディスプレイに近づくだけで、ディスプレイ上でも次の打ち合わせの会議室の場所などの情報を一目でわかるように表示する。

 2. 各オフィスに適したソリューションを提供

 オフィス毎にデジタルマップを作成し、カスタマイズしたソリューションを提供。社員の居場所の公開範囲についても、希望に応じてプライバシー設定が可能。また、各会議室の利用状況をモニターし、会議室の不足状況や使用頻度の少ないエリアなどをデータ化して知らせる。データをもとに、従業員のニーズに合わせてオフィスが運用できるよう、ファシリティマネジメントをサポートする。

 SAPヨーロッパ は、新たなビジネスコンセプトのスピーディーな事業化を促し、さらなるイノベーションを創り出していくことを目的に、2014年4月に日本でスタートしたソニーの新規事業創出プログラム(Seed Acceleration Program)の欧州版。スウェーデン・ルンドを拠点に2016年4月にスタートし、欧州のソニーグループ社員を対象に、ビジネスアイデアの創出およびネットワーキングを支援するワークショップや、アイデアをブラッシュアップさせるトレーニングを実施している。

 さらにオーディションを開催し、既存の事業領域にとらわれないビジネスアイデアを募っている。2017年8月末までに2回のオーディションを実施し、ドイツ、イギリス、オランダ、スウェーデンなど複数の国の社員が参画する。オーディション通過案件および、SAPの枠組みを活用して育成すべきと判断された案件は、ソニーグループの技術や人材などの資産を活用し、検証を重ね、事業化を実現するという。