SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineセミナーレポート

UIデザイナーが「組織をデザイン」する理由──「隠れた人材価値」と「ユーザー起点」

「デザインする組織、組織のデザイン〜Service Design Seminar vol.17」レポート

  • Facebook
  • X
  • Pocket

ユーザー像の可視化を起点に「サービス価値・事業ビジョン」の可視化へ

金井
 組織が拡大・成長していく中で、現場からのボトムアップだけでは「サービスの質を維持・進化」させることが難しくなってきていると感じていました。言い換えれば、マネーフォワードとして目指すような未来像とサービスが一致・共有しきれなくなってきた、と。企業としてのビジョンと事業・サービスのビジョンの整合性が分かりづらかったのです。まだまだ各自がターゲットもマーケットも違うところを見ていたり、各サービスが「情緒訴求ではなく機能訴求」になってしまい、価格競争に陥ってしまう危機感がありました。ちょうどこのころです。長谷川さんに相談させていただいたのは。

 開発チームの中でデザイナーたちがトライしたのが、ユーザーの課題や欲求のすり合わせをチーム全体でやるということでした。アンケートやインタビューを通じ、ユーザーが本当に求めているものや価値は何か、分析を行いました。提供側にいる個々の主観ではなく、ユーザーの課題できちんと議論できるように、ペルソナやターゲットとしたいユーザー分布も明文化しました。それを全員で共有して、アップデートしていく。当たり前のことなんですけど、このような定義が暗黙知化していたので、そこから取り組み始めました。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
Biz/Zineセミナーレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング