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IoTサービスデザインによる「IoT進化論」

「ダブルダイヤモンド」と「IoTサービスデザイン」──正しい課題と解決策の発見への近道

第4回

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ダブルダイヤモンドの二つ目のダイヤモンドは“正しい課題の正しい解決策の発見”

第3ステージ – 解決策の洗い出し(Develop)

 「第3ステージ」と「第4ステージ」は、正しい課題に対する正しい解決策を発見することを目的とする2つ目のダイヤモンドです。第3ステージは拡散フェーズですので、ブレインストーミングを通じて数多くのアイディアを創出していくことが重要です。ここでのポイントは、何を管理または制御したいのか(モノまたはヒト)、何を意思決定したいのか(データから導かれる意思決定に必要な洞察)に焦点を当てながらアイディアを次々と出していくことです。

 このステージにおいては、第2回目の記事でご紹介した「望ましい成果を実現するための4つのデータ活用パターン」(図4)や「データを知性に変換するための4つのレイヤー」、第3回目の記事でご紹介した「類推的問題解決に対する9つの着想パターン」が大いに役立つことでしょう。

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この記事の著者

白井 和康(シライ カズヤス)

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