ユーザーの「ジョブ」を多面的に把握する「JOBSメソッド」のポイントは、「3種のジョブ」と「障壁」と「使いこなし」
次に「ジョブ理論」に基づいてインディージャパンが開発した「JOBS(ジョブズ)メソッド」について紹介がなされた。頭文字の4つの視点のから成り、起点となる顧客の課題を考え(Job)、課題の背景にある目的や方向性を認識し(Objective)、ジョブを困難にする要因を探り(Barriers)、既に課題解決に用いている製品・サービスや「使いこなし」を観察する(Solutions)。この4つの視点で顧客の状況を描き、障害のせいでジョブが未解決であったり、ジョブを解決する「使いこなし」がイケてないものであれば、そこが新しい商品やサービスの起点となる可能性を秘めているというわけだ。