中部電力はFiNCが実施する第三者割当増資の一部を引き受け、ヘルスケア領域において、両社共同でAI・IoTなどの技術を活用した新たなサービスを開発していくことについて合意したと発表した。
両社は、少子高齢化の進展という社会課題へのソリューションとして、予防医療や健康寿命の延伸に繋がるサービスの開発・展開に努めていくという。
今年3月に公表された「中部電力グループ 経営ビジョン」よると、中部電力は既存のエネルギー事業に加え、新たな成長分野として「新しいコミュニティの形の提供」を掲げていた。それに繋がるサービス展開として、AI・IoT技術や外部リソースを積極的に活用した、取り組みを進めている。
FiNCは、「Personal AI for everyone’s wellness」をミッションに掲げ、予防ヘルスケア領域でAIテクノロジー(人工知能)に特化したサービスを展開するヘルステックベンチャー企業。「スマートフォン向けアプリ『FiNC』」で、AIがユーザー毎の悩みに合わせた的確な健康アドバイスを提供するサービスの開発に注力している。