リクルートマネジメントソリューションズ「若者から学ぶ大人」の実態調査公表

大人は若者から何を学べるか。若者に抱く“違和感”こそ学びのヒント

 企業の人材育成を支援するリクルートマネジメントソリューションズは、「大人が若者から学ぶには」をテーマにした研究プロジェクト(オトマナプロジェクト)の一環として「若者から学ぶ大人」の実態調査を行った。

[公開日]

[著] BizZine編集部

[タグ] ワークスタイル

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調査結果のポイント

(1)若者から学んでいる大人は全体の約2割

 一方、若者に対して「知識・スキル」を教えている人は約4割。若者を学びの対象というより、教える対象として見ている人のほうが多いことが明らかに。

(2)若者から学ぶ志向が高い人たち(Hグループ)と低い人たち(Lグループ)の行動を比較してみられた3つの大きな差

  • 明らかに違うとか稚拙だと思う意見であっても、そこに何か本質や真実があるかもしれないと捉え、発言の意図や理由を聴くようにしている
  • 今までのやり方や考え方に拘らず、意識的に新たな考え方やり方を学び取り入れるようにしている
  • 様々なことに興味を持って調べたり、関わってみるようにしている

(3)Hグループ、Lグループそれぞれのフリーコメントの分析

 両グループとも若者には「自己の尊重」という特徴があると感じている一方で、その捉え方には明確な違いが見られた。Hグループでは「しっかりと自分のキャリアを考え、会社に頼らない考えを持っている」など、若者の「自己の重視」の姿勢や生き方を見習いたいと捉えている。一方でLグループでは、「愛社精神はなく、転職ありきで考えている」など、自分勝手な特徴とネガティブに捉えている傾向があることが分かった。

調査結果

「自分は若者から学んでいると認識している人はどのくらいいるのか」を知るため、「知識・スキル」と「考え方や価値観」それぞれについて、教えたり、学んでいる人の割合を調査(図表1)。

 回答選択肢上位2つの「とてもあてはまる」か「あてはまる」と回答した人の割合を基準にすると、若者から学んでいる大人は全体の約2割となった。

 一方、若者に対して「知識・スキル」を教えている人は約4割。若者を学びの対象というより、教える対象として見ている人のほうが多いことが明らかになった。

調査概要