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建築家がビジュアル化したデトロイト市の都市デザイン──鍵となる分断されたコミュニティの再活性化とは?

[ゲスト]スティーブン・ルイス氏(デトロイト市都市計画局、Thinking Leadership創設者) 前編

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分断されたデトロイト市のコミュニティを“密集”で再活性化する「アーバンデザイン」

スティーブン・ルイススティーブン・ルイス氏
デトロイト市都市計画局、Thinking Leadership創設者。アーバンデザイン・ディレクター。ハーバード大学デザイン大学院修了、米連邦政府一般調達局チーフアーキテクト、Verizon Global Real Estate等を経て現職。2016年、ホイットニー・M・ヤング・ジュニア賞受賞。

ルイス:デトロイト市はかつて「モーターシティ」と呼ばれ、自動車産業で潤った都市でした。しかし、お二人もご存知の通り、自動車産業の空洞化とともに、デトロイト市は経済的に立ち行かなくなりました。一旦は廃墟となってしまったデトロイトの人口を取り戻すためには、新しい産業を生み出せる都市にならなければなりません。また、デトロイト暴動等で放火され、取り壊されたまま、荒れ放題になっている民家、商業施設、公共施設等を整理し、美しい景観を作る必要もあります。そういった、「アーバンデザイン」が必要だと市長は考えたのです。

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