日本の豊かな食文化を世界へ発信するために——科学的視点とオープンなコミュニティを力に、働き方さえも変えていくスマートキッチンのこれから
「我々のこれからの挑戦」をタイトルに、SKS 2018総まとめのセッションに登壇したのは米国アップルでマーケティング本部長やEvernote日本法人会長などを務め、現在はシリコンバレーで起業家の支援も行う外村仁氏と、SKSを主催するシグマクシスの田中宏隆氏。昨年に続き日本では2回目となったSKS Japan開催までの道のりと、なぜ今スマートキッチンなのかを振り返りつつ、将来の展望を膨らませた。
まず外村氏は、「なぜシリコンバレーが食とITに注目しているのか」という問いから切り出した。