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石川善樹氏、若手官僚、外村仁氏が語る「未来の食とテクノロジ」──人生100年時代の食事は累計10万食

Smart Kitchen Summit Japan 2018セミナーレポート Vol.2

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 8月8日・9日に東京ミッドタウン日比谷で行われた、Smart Kitchen Summit Japan 2018(シグマクシス・Next Market Insights主催。以下、SKS)。「食 & 料理×テクノロジー」をテーマに、生きる上で欠かせない「食」の未来を考えていくイベントだ。登壇者には、大企業やベンチャーの経営層・マネジメント層はもちろんのこと、システム開発者やシェフ、幅広いキャリアを持つ各分野のキーパーソンたちと、多彩な顔ぶれが並ぶ。さらに農林水産省をはじめとした官公庁からは若手官僚も登壇し、日本から発信する食の未来について思いの丈を語った。本稿では、SKS 2018総括のプログラムとなる「未来に向けての展望」に関するレポートをお届けする。

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予防医学博士・石川善樹氏が語る、AIによる味の個別化プロジェクト「Personalization of taste」

 はじめに登壇したのは、「会社や組織」の健康づくりを科学の視点から確立することを目指すCampus for Hの共同創業者、石川善樹氏。予防医学研究者でもある同氏は「人がよりよく生きるとは何か(Well-being)」をテーマに、健康にまつわる講演や執筆・研究を行っている。

 石川氏は「ウェルビーイングを見据えた食の在り方」と題し、AIで味覚の個別化を実現する「Personalization of taste」プロジェクトの経過報告を行った。本プロジェクトには、IBMのシェフ・ワトソンを開発したラヴ・ヴァーシュニーら各分野の専門家が参画。さらに外国人最年少でフランス・ミシュランの星を獲得した料理人・松嶋啓介氏も関わる。

 石川氏はまず、共同研究者であるヴァーシュニー氏がシェフ・ワトソンを発表したときのコメントを引用。

5年以内にコンピューターは、あなたが何を食べたいかについて、あなた以上に理解するでしょう。(Prof. Lav Varshney in 2012)

 シェフ・ワトソンによるレシピは、あくまで一般的なもの。では、より個別化された味をAIが想像し、作り出すにはどのようなアプローチがあるのか。これを実現するためにスタートしたのが、Personalization of tasteプロジェクトなのだ。

石川善樹石川善樹氏(株式会社Campus for H / 予防医学研究者、博士(医学))
1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士(医学)取得。(株)Campus for H共同創業者 「人がよりよく生きるとは何か(Well-being)」をテーマとして、企業や大学と学際的研究を行う。専門分野は、予防医学、行動科学、計算創造学など。@ishikun3

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