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日本流ティール組織とは

ティール組織で重要となる“土台づくり”とは?──イノベーションの土壌づくりに繋がった九州電力の事例

日本流ティール組織とは第2回

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ティール組織の“土台づくり”に必要な3つの要素(2)──「目的地図と重要指標の透明化」「行動と目的の循環サイクル」

目的地図と重要指標の透明化

 “土台づくり”の2つ目としては、「自主経営」を行う際の土台となってくる「目的地図と重要指標の透明化(特に事業上の重要指標の透明化)」が大切となってきます。目的地図とは、組織の目的(経営理念等でも良いです)を実現するために重要となる内容や行動と、特に重要な行動の結果としての指標が記載されているものを指しています。

 目的地図は、一般的には、経営者の頭の中にあるもので、透明化されておらず、他のメンバーが見ることができない状況が多くあります。そのため、経営者の頭の中にある、経営上、重要な内容や重要な指標を地図として作成し、地図は変化しますので、随時更新した内容も含めて、メンバーが誰でも見ることができるようにしておくことが大切です。

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この記事の著者

吉原 史郎(ヨシハラ シロウ)

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