ティール組織と働き方改革の実現との繫がり──「経営者の意識」の進化が大切
ボトムアップ志向の組織の経営者がティール組織への移行を志向する場合、移行の前段階で“土台づくり”として、先ほど述べた3点について、一定の実践期間を設け、ある程度の定着度合いを持っておく方が安全であり、望ましいと考えています。これによって、より健康的に、移行を進めていくことができると考えています
ティール組織を志向する際に、どこから手を付けていくかについては、個別状況によって多様な方法があると思いますが、上記3点、「心の奥底の想いに気付き、互いに対話すること」、「目的地図と重要指標の透明化」、「行動と目的の循環サイクル」については、早めに取り組みはじめることが可能であると考えています。