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日本流ティール組織とは

ティール組織で重要となる“土台づくり”とは?──イノベーションの土壌づくりに繋がった九州電力の事例

日本流ティール組織とは第2回

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ティール組織の“土台づくり”に必要な3つの要素(1)──「心の奥底の想いに気付き、互いに対話すること」

心の奥底の想いに気付き、互いに対話すること

 ティール組織への移行を経営者が志向する場合であれば、“土台づくり”の1つ目として、経営者ご自身が、現在の組織について感じる喜びや希望、不安や痛みを味わい続け、「自分の奥底にある本当に大切にしていること」を感じ、繋がりを保ち続けた状態で、経営に向かうことが最も大切だと考えています。

 そのために、自分にとっての鏡となる存在、一緒に深め合える同志が何よりも大切だと思います。私にとっては、現在の会社のメンバーがそうですし、ティール組織のような次世代型組織の実践研究を共に進めている、同志の嘉村賢州さん(『ティール組織』の解説者・東京工業大学リーダーシップ教育院特任准教授)も、まさにそういった存在です。もし、経営者の方であれば、同じように取り組まれることをお勧めします。

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吉原 史郎(ヨシハラ シロウ)

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