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0→1発想力強化のための、4つの思考法──未来からの逆算による0→1課題創出フレームワークとは[後編]

デザイン思考の次にくるもの ~未来からの逆算による0→1課題創出フレームワーク【後編】

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Method 2:ウォーリーを探せ法

 次にご紹介する手法は「ウォーリーを探せ法」です。有名な絵本である『ウォーリーをさがせ!』シリーズは、「たくさんの類似する人物が描かれた絵画の中から、特定の服装と顔をヒントにウォーリーを探す」というミッションを最初にインプットされることで、脳が勝手に対象物を探しながら楽しむことができます。

 これは講義の冒頭でお話した「見立てるチカラ」を鍛えるのに非常に効果的です。例えば、私の場合であれば、栗原はるみさんのレシピ本を読む際に「この本から絶対に建築を学ぶ」と自分にミッションを与えてから本を読み始めたことがあります。すると、「どうして建築はレシピ化されていないのだろう?」「建築のクックパッドはつくれないのか?」「建築におけるコース料理とは何だろう?」といった発想が次々と浮かんで、思いがけない建築の勉強になりました。

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