このプロジェクトは、5GやIoTなどの“つなげる技術”を軸として、複数パートナーが持つそれぞれの分野を統合し、持続的に活動しうる新たな事業の創出を目指すもの。それにより、国連が掲げる「持続可能な開発目標」であるSDGs(Sustainable Development Goals)で示された社会課題を解決していくとしている。2019年9月の5Gプレ商用サービスでの実証実験、2020年の5G商用サービス開始を目指して、パートナーとの協創を実現していくとしている。
このプロジェクトでは、パートナーとワーキンググループ(以下、WG)を立ち上げ、SDGsの各目標の達成に向けて、WG内で新たな事業創出や、WG間で情報共有のためのワークショップイベントなどを行うという。WGの運営にあたり、ドコモとの共同幹事企業として、富士通、ユニアデックス、エリーパワーが参画し、実効性ある協創スキームを構築するとしている。
「少子高齢化に従う医療費増加・介護負担の増加」「製造業における労働力不足や技能継承の難しさ」「核家族化、共働き家族増加による安心安全の確保」を重要な社会課題の中から選び、3つのWGを立ち上げていくとしている。