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意思決定プロセスを変革するOKRとは?

インテルの事例に学ぶOKRの“4つの威力”──企業の“5つのフェーズ”に応じたOKR導入方法とは?

第2回

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「メンバーと事業の目標を理解する」「部門ごとに連携する」──各フェーズに効く“4つの威力”の処方箋(2)

自部署の野心的な目標と、その目標を「定量的」に測定する主要な成果を設定する

 フェーズ2の企業が目標に対するコミュニケーションを改善し、フェーズ3(OKRステップ1)に向かうためのキーは、「トラッキング」です。自部署の目標と打ち手が決まれば、打ち手による進捗をどのように測るかを検討できるようになります。主要な結果を定量的、測定可能な指標で設定することで、ようやくOKRの世界観に足を踏み入れることができます。

 進捗を定量的に確認することで、自分たちが目標に対しどれほど進んだのかを把握することができます。進捗と得られた体験を突き合わせることで、体験が学びに変わります。そしてその学びの質を高めることこそが、「ストレッチ」目標に早くたどり着くためのキーとなります。 OKRを導入していてもKey Resultが定量的でなければ、体験を学びに変えることができていない証です。2ページ目で示した図を再掲します。

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堀江 真弘(ホリエ マサヒロ)

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