データに対する意識を変えるブートキャンプ
──3か月間ブートキャンプを受講されてきて、印象的だった点を教えてください。
徳谷:テクニカルな話よりも思想の話の方が印象的でしたね。例えば、江戸時代からタイムスリップしてきた人に何が欲しいか尋ねると「馬車」と答え、何がやりたいかを尋ねると「早く横浜に行きたい」と答えるという話です。やりたいことがわかれば新幹線を提案できますが、馬車が欲しいと言われるとそのまま馬車を提供してしまう。このように例え話を交えて、データを使って何がしたいかを聞くことの大切さを教えていただきました。 もちろんチャートやシートの作り方も学びましたが、ブートキャンプの中では社内への伝え方や巻き込み方、よく言われる意見に対してどのように対応していくかをディスカッションすることに時間を割いていたように感じます。