「置き配」「ドアナカ便」普及のために解決すべき2つの課題
置き配やドアナカ便の普及のためには、「オートロックのエントランス問題」と「宅内セキュリティ」という2つの課題を解決する必要があります。
オートロック対応物件では、家主が不在の場合、配達員はトビラを開けて入ることができず、不在中は届けることができません。とはいえ、あらかじめ合い鍵を渡すことも現実的ではありません。日本のオートロック物件は、平成13年以降に建てられた物件では5割を超えており、その割合は建築の時期が新しくなるほど高くなる傾向にあります。今後もオートロック物件は確実に増えていくので、再配達問題の根本的な解決のためには、オートロックのエントランス問題の解決が不可欠です。