パッションの語源から考える、アントレプレナー精神とは
最後に4名のパネリストから新規事業開発を進めていく企業に対し、新規事業を創る上で大切にしてほしいポイントが述べられた。
眞鍋氏は改めて、世界を見るべきだと主張した。海外の起業家には、「日本は起業するのにリスクが小さいのになぜ挑戦しないのか」と聞かれることもしばしばあるという。不幸にも恵まれている日本では、ある程度の危機感を抱いているにせよ行動に移せていない現状がある。眞鍋氏は、危機感の他にも「日本が世界に勝てる技術・サービス」を見つけて、当てはめていき、広げていきたいと思う気持ちも大切であると話す。そうすれば日本の宝が見えてくる。リスクを取ってでもやりたいことが必然的に生まれてくると参加者にメッセージを伝えた。