セーフィーは、遠隔から移動せずとも現場状況がリアルタイムおよび録画映像で手軽に確認できるクラウドカメラのサービスを提供している。新型コロナウイルスによる脅威が拡大する昨今では、最前線の医療現場における感染リスク拡大防止対策としてクラウドカメラの活用が広がっているのだという。その用途は、録画映像を通した入院患者のバイタルチェックや、医療関係者の感染リスク拡大防止などに活用するケースが増えているとしている。
セーフィーでは、現在の社会情勢を踏まえた社会貢献活動の一環として、「クラウド録画カメラレンタル特別支援パッケージ」を最大2ヶ月間無料で提供することを発表した。また、病院だけでなく、新型コロナウイルス対策として外出の自粛、テレワーク対応で現場の様子を知りたいが知ることができない法人で活用出来るよう、屋内用・屋外用2種類のレンタルカメラパッケージを計500台分用意。電源のみ確保できればLTE通信環境もセットで提供するため、工事など不要で面倒な設定もなくかんたんに利用開始できるものだという。
提供の背景と医療機関での利用事例
新型コロナウイルスに感染した入院患者のバイタルチェックを1時間に数回行う必要があることから、医療従事者への感染リスクを省くため、1ベッドにつきクラウド録画カメラを2台設置し、患者の状態とバイタルサインのチェックの用途で遠隔確認を行うという活用方法で、クラウド録画映像を役立てている事例が多いという。