今回提供開始する「EDGEMATRIX」は、屋内外に設置する多数のエッジAIデバイス「Edge AI Box」に対し、設置場所の管理や稼働状況の監視のほか、遠隔操作が可能となる。また、エッジAIデバイスで取得する映像データをリアルタイムに閲覧することができるほか、AIによる映像解析で何らかの危険や異常を検知した際に、メールなどでアラート通知することもできる。
さらに「EDGEMATRIX」は、プラットフォーム上で利用するAIアプリの購入ができる「EDGEMATRIXストア」を備えている。サービス開始時には、「顔と体温検知」「密接と密集検知」「赤ちゃんうつぶせ寝検知」「ナンバープレート検知」「侵入検知」の5種のAIアプリを提供する。今後AIアプリは、順次追加予定で、年内には20種類を超えるアプリの提供を目指すという。
AIアプリを提供する開発パートナー向けには、「Edge AI Box」の処理性能を最大限に生かし、短時間に効率的な開発を行うための技術文書やツールのセット「EDGEMATRIX Stream Toolkit」を提供。開発したAIアプリは、「EDGEMATRIXストア」で販売可能となる。