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行動経済学をビジネス実務に落とし込む

なぜ行動経済学はビジネスの実務で活かしきれないのか──マーケティングを補完する学問の“3つの課題”

第1回

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行動経済学が活用されていない3つの理由

1.言葉が難しい

 行動経済学では、「ツァイガルニック効果」「エンダウド・プログレス効果」「ヴェブレン効果」など、一つひとつの理論に難解な名前が施されており、一度それを聞いただけでは到底覚えられません。まだ新しい学問ということもあり、世界中の学者が理論を発表しているので仕方のないことかもしれませんが、あまり現場での運用を考慮している印象はありません。そう考えると、マーケティングの「STP」「4つのP」などは、非常にわかりやすく明解で、誰が聞いてもすぐに理解でき、かつ覚えやすいともいえます。改めてコトラー教授の偉大さがわかります。

2.体系化されていない

 色々な理論はありますが、部分と全体、総論と各論の関係などでうまく整理されておらず、ただ様々な理論が野放図に並んでいるだけだという印象があります。これも、コトラー教授のように、様々な理論を体系的に纏める人がいなかったということが要因でしょうか。そして、様々ある理論の中で、どれが「より確からしい」と認められているのかよくわかりません。それどころか、初めて聞いたけどこれは本当なの? という印象を受けるものも散見されています。もちろん私が知らないだけで、総論各論の整理や、各理論の体系化が行われているのかもしれません。しかし、一般的に知られている、そしてわかりやすい、行動経済学の「理論体系」というものはまだなされていないのが現状です。

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この記事の著者

楠本 和矢(クスモト カズヤ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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