フューチャー・ランゲージで作る、理想のオフィス
井庭氏に続いて、井庭研究室と共同研究を行うUDS株式会社の中川敬文氏が、フューチャー・ランゲージの活用事例について話した。
UDS(Urban Design System)は、住宅やオフィス、ホテルなどのデザインや新しい仕組みを手がけることで、まちづくりを支援する会社だ。UDSの特徴は、市民参加型の場づくりを行うこと。そのためにはコミュニティ内のさまざまな立場の人の声を聞く必要があるが、全員が納得できるようなアイデアはなかなか生まれない。フューチャー・ランゲージを知った中川氏は、これこそが場づくりの課題を解決する手法だと思ったそうだ。