スマホアプリが新たな時代の顧客チャネルの主役となる
こうして開発された「りそなグループアプリ」は3つの大きな特徴を持つ。まず、1つ目はリアル店舗と同じサービスが受けられる「フルバンキング機能」。振り込み、定期預金、積立預金、ペイジー、外貨預金、公共料金、そしてポイントサービスまで、すべて“ネイティブ”で完結し、ID・パスワードによる1度のログインでシームレスにすべての取り引きが完了する。
2つ目は「カスタマイズ機能」として、顧客が自分で自分専用に画面を設定できることだ。たとえば、「積立預金に名前がつけられる」「定期的な振込先のボタン」などのインターフェイス設計ができる。不特定多数が扱うATMなどのボタンは無機質で扱いにくいが、自分専用のアプリなら、なんのための預金なのか、振り込みなのか、用途に応じて使いやすくできるというわけだ。