SAPとコマツの例からみるDXと新規事業
続いてランドログの明石氏が登壇。SAPジャパンとコマツなどとのジョイントベンチャーであるランドログでの取り組みから見えた大企業のDXについて紹介した。
1972年創業とソフトウェア業界では老舗の部類に入るSAPは、大手企業のERPソフトとして世界トップシェアを誇るまでに成長していた。しかし、強すぎる既存事業の存在が新規事業の創出を阻んでいたのだという。そこで、SAPは自社の変革に取り組む。明石氏は、この変革を「Place」「People」「Process」という3つの“P”で説明した。