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社会インフラの運転・保守最適化へ、三菱重工エンジニアリングがデジタルサービスプラットフォームを提供

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 三菱重工グループの三菱重工エンジニアリング(以下、MHIENG)は、交通システムやプラントなどといった社会インフラの運転・保守を総合的に支援するデジタルサービスプラットフォーム「optimaX」を提供開始する。

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 今回提供する「optimaX」は、MHIENGがこれまで新交通システムやCO2回収設備分野で提供してきた各種デジタルサービスを整理・統合しパッケージ化したもの。環境保護や社会生活を支える多様なインフラの運転・保守に伴う課題を解決するソリューションとして、市場での適用先をさらに拡大していくことを目指している。

 optimaXを導入することにより、以下のようなメリットが期待できるという。

  • 設備稼働率の維持・向上:故障や不具合の予兆検知・保全によるダウンタイムの最小化、平均故障間隔(時間・走行距離):MTBF、MKBF/平均復旧時間:MTTRの最適化
  • 運転・保守コストの最適化、リソースの適正化:業務効率化、保守要員削減、予備品在庫適正化
  • 安全性向上・事故防止:故障や不具合を予防するための定期的な保全(予防保全)の最適化
  • サイバー・セキュリティの強化 :三菱重工独自技術「InteRSePT」の採用

 交通システムやプラント分野では、従来型の定期的な点検・保守実施(TBM)から、IoT技術を活用した状態モニタリングによる最適タイミングの予防保全(CBM)を志向する企業が増えつつある。optimaXはこのようなニーズに応え、TBMからCBMへの円滑な移行を支援していく。また、防衛分野で培った三菱重工独自の制御システム向け技術である「InteRSePT」を適用することで、サイバー・セキュリティの強化に貢献する。

 MHIENGは、三菱重工グループにおける成長領域であるカーボンニュートラル社会の実現に向けたエナジートランジション(低環境負荷エネルギーへの転換)、モビリティの電化・知能化やサイバー・セキュリティの民需領域への適用の一翼を担う事業会社として、三菱重工や各事業会社と連携し、便利で快適な生活、安全・安心な社会の構築に貢献していくとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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