今回の協定締結は、横浜市立大学みなとみらいサテライトキャンパスが入居する産学連携イノベーション拠点「NANA Lv.(ナナレベル)」での連携を契機に実現。この協定により、データサイエンスにおける産学連携を加速させ、人材育成や共同研究などを通して社会の一層の発展に貢献していくという。
人材育成に関する連携の実施
横浜市立大学データサイエンス学部の学生をprimeNumberに派遣し、同社のデータサイエンティストが働く実際の企業の現場に配置する。そこで直面している課題に対して、学生がデータに基づいた客観的な認識や課題解決のアイデアを創出するためのPBL(Project-Based Learning)実習を行い、データサイエンスを用いた問題解決へのアプローチ方法を身につけていく。さらに、データサイエンスの学びに資する内容を共同で開発し、効果的なPBL実習を行っていくという。
共同研究等の実施
primeNumberに蓄積された様々な自社のデータを、データサイエンス研究科の学生が解析及びフィードバックすることで、データ解析の基礎知識を提供するなど、研究シーズとニーズのマッチングに基づく様々な共同研究等の展開が期待されるとしている。