ネットバンキングやアプリの充実、店舗のデジタル化による顧客体験価値の向上
デジタル接点についても、快適なバンキングサービスを提供するために、インターネットバンキング「三菱UFJダイレクト」の機能向上に加えてアプリもローンチした。本人認証ワンタイムパスワードを使いやすくする一方で、サイバーアタックを回避するセキュリティを強化。ユーザビリティとセキュリティ強化のバランスを取りながら取り組んでいる。なおアプリの利用者数は900万ダウンロードを超え、App StoreやGoogle Playにおける評価も向上。また手続き専用の「かんたん手続アプリ」や、口座を持っていなくても使えるお金の自動管理・家計管理アプリ「Mable」もリリースしており、着実に利用者を増やしている。
店舗のデジタル化についても、店頭事務の削減に加えてさらなるペーパーレス化を実施し、これから3年間で「持参物なし・待たない・書かない」という次世代型営業店を目指す。具体的には、来店予約サービスによる待ち時間の削減、タブレットでの手続き完結による手続き時間の短縮、税・公金のデジタル対応などにより、“お待たせしない営業店”となることが期待される。