これからデジタル庁が担う「4つのこと」
では、具体的にはデジタル庁は今後どのようなことに取り組んでいくのか。現在掲げている主な取り組みには「共通機能の整備・普及」「国民目線のUI/UX」「情報システムの統括・監理」「デジタル人材の育成等」の4つがある。
1. 共通機能の整備・普及
マイナンバー制度によるIDの付与や、政府のクラウドサービス、セキュリティやデータ戦略など。これまでは縦割りで整備できていなかったデータベース群や、セキュリティやデータの利活用の考え方を、省庁横断で取りまとめることにより、デジタルサービスの提供に必須となる共通基盤づくりを推進していく。