竹中工務店、農林中央金庫、住友林業、三菱地所、ユニバーサルデザイン総合研究所は11月18日、建築家の隈研吾氏を会長とする「日本ウッドデザイン協会」を設立した。
同協会は、木を活用した社会課題の解決を目指す取り組みを「ウッドデザイン」と定義。それに関わる分野において調査、研究、開発、事業創造、普及および啓発する機関として、会員相互の連携ならびにステークホルダーとの対話・協力により、森林・林業の成長産業化および地方創生を推進するという。これにより、脱炭素化など環境と資源に配慮した持続可能な社会の実現を図るとしている。
また、「業界横断型」の協会として、様々な業種、分野、地域の会員と活動をともにすることで、 有効な情報収集、共通する課題解決のための異業種・公民連携を実現。
- 顕彰事業である「ウッドデザイン賞」の実施
- 木を活かした新たなライフスタイルの提案
- カーボンニュートラルに貢献する調査研究を行う「調査研究事業」
- 異業種・公民連携の促進や中小企業、デザイナーとの連携を行う「ビジネスマッチング事業」
- 活動の地方自治体・企業などへの普及と関係構築のための「広報普及啓発事業」
を中心として、会員企業同士がそ れぞれの部会でテーマに沿って交流、意見・情報交換、協働作業を行うという。