川崎市とNEC(日本電気)は、衛星SARを活用した崖の変動のモニタリングなどにより、災害に強いまちづくりを推進するため、「デジタル技術を活用した防災まちづくりに関する協定」を締結した。
同協定は、「デジタル技術を活用した防災まちづくり『川崎モデル』」の構築に向け、両者が連携・協力するもの。衛星からのレーダーにより、地盤の変動を広く観測する技術などを活用して、市内の崖地の継続的な変動観測実用化に向けた取り組みなどを進めていくという。概要は以下のとおり。
川崎市と日本電気株式会社とのデジタル技術を活用した防災まちづくりに関する協定
- 締結日:2022年2月25日
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主な取り組み:
○ 衛星SARによる継続的な崖の変動観測の実用化
○ 先進技術などを組み合わせた効果的なモニタリングに向けた研究の実施
○ 災害発生時の衛星などによる観測データ活用に関わる協力体制構築
- 協定期間:2022年2月25日~2025年3月31日まで