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Unipos、「人的資本経営フレームワーク(田中弦モデル)」の大幅改訂を発表 財務との連動を強化

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 Uniposは2026年3月4日、「人的資本経営フレームワーク(田中弦モデル)」の大幅な改訂を発表した。今回の改訂は、内閣官房・金融庁・経済産業省が示した新たな人的資本可視化指針およびSSBJ(Sustainability Standards Board of Japan)基準への対応を目的としている。

 2023年10月に初版が公開された本フレームワークは、多数の企業で人的資本開示や人材戦略策定の指針として活用されてきた。今回、開示義務化や基準の段階的導入を背景に、経営戦略・財務価値との連動が重視される「財務コネクティビティ」を新たに加え、全体的な構造を見直した。

 改訂後の「人的資本経営フレームワーク2026(田中弦モデル)」は、「理想・大義」から「重点克服課題(リスクと機会)」、「経営戦略と人事戦略の連動」、「アウトプット(能力・行動やKPIの変化)」、「活動の変化」、「アウトカム(事業成果・企業価値)」、「財務コネクティビティ」までの一連のプロセスが整理されている。この流れにより、人的資本投資が財務価値にどう結びつくかを一貫して示すことが可能となった。

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 主な改訂点は以下の通りである。
1. 財務コネクティビティの追加:既存事業の成長や事業ポートフォリオ転換、新規事業創造など、事業成果が財務価値とどのように連動するかを可視化した。
2. SSBJ基準への対応:ガバナンス・戦略・リスク管理・指標と目標の4要素に沿い、フレームワーク全体を再構築した。
3. リスクと機会の明示:人的資本投資ごとに「機会獲得」と「リスクコントロール」双方の視点で評価・開示ができる仕様を追加した。
4. 経営戦略と人材戦略の連動を具体化:中長期計画達成のための課題抽出と、それに基づく人的資本施策の流れを整理し、戦略との接続性を強化した。
5. 独自指標と比較可能指標の二層構造:自社独自指標と、他社との比較可能な汎用指標の双方を活用できる構造へ見直した。

 同社は「中長期経営計画を遂行できる組織か」という根本的な問いから、パーパスやビジョンと現状のギャップを定義し、必要な投資と行動を設計することの重要性を強調している。今回の改訂により、投資家、従業員、社会に対して、人的資本経営の本質的なナラティブを可視化できるフレームワークが強化された。

 改訂版はクリエイティブコモンズライセンス(表示ー継承)のもと、無償かつ商用利用も可能。ダウンロードや利用の際は所定のクレジット記載が必要となる。

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