良品計画が推進する「地域への土着化」──ローカルとグローバルでの経済成長が矛盾しない理由
ゲスト:株式会社良品計画 執行役員 営業本部 千葉・会津事業部長 生明弘好(あざみ ひろよし)氏
顕在化する「グローバル調達頼み」のリスク

岩嵜:土着化を進める上で、調達コスト増の問題はポイントになると思っています。例えば、千葉県鴨川市の「里のMUJI みんなみの里」は、これまでの店舗とは異なる形態の土着化した店舗の一つですよね。取扱商品に占める地域調達商品の割合はいかがでしょうか。
生明:地域独自の商品としては、例えば、地元鴨川の棚田で取れたコシヒカリから作った日本酒、その名も「日本酒」があります。コシヒカリは一般には酒米というより飯米として消費されていますが、今は60kgで1万円を切るほどに価格が下落しています。そこで付加価値を高めるために地元の酒蔵に醸造を委託し、販売しているのがこの商品です。
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