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イノベーションを支える“心”と“体”

三菱地所グループ30代社長に聞く、組織のチームビルディングとして注目される“瞑想プログラム”とは?

第2回 テーマ「メディテーション」

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 イノベーションを支える心技体のうち“心”と“体”に焦点を当て、それらの領域でビジネスパーソンを支える方たちにお話を伺う本連載。第2回は、三菱地所の新規事業提案制度から生まれたメディテーション(瞑想)スタジオ「Medicha(メディーチャ)」を運営する、Medicha株式会社の長嶋彩加氏と山脇一恵氏に話を聞いた。

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グーグルやゴールドマン・サックスも注目する「瞑想」

 東京都南青山、ブランドショップが軒を連ねるエリアにあるメディテーション(瞑想)スタジオ「Medicha」が盛況だ。

 誰でも手軽に瞑想を体験できるよう、瞑想の“前後”に工夫がある。導入として、光り輝く「白い部屋」と、暗闇で星空を見上げる「黒い部屋」を行き来する。30分もすれば、仕事に急かされこわばっていた心身がゆるむ。瞑想の準備が整うのだ。その後は、竹材で組まれたドーム型の空間に移動。目をつむり、音声ガイダンスにしたがえば、自然と瞑想状態に没入していく。最後は、煎茶と和菓子で一息。

 ここまで80分のプログラムを、完全貸切制のもと、1グループ4人以内、1人12,000円で提供する。

 利用者からは次のような声が上がるという。

「疲れている脳がリラックスされ、クリアな判断ができるようになる」

「瞑想は未体験だったが、異なる空間をめぐるうちに、知らず知らずのうちに瞑想に入れた」

「いつもは自宅で瞑想アプリを利用しているが、非日常的な空間に身を置いたほうが、深い内省が味わえる」

 経営者やクリエイターの利用も多い。仕事で行き詰まりを感じたらMedichaで脳をリセット。すると再びアイデアが湧いて出る。

 オープンは2年前。緊急事態宣言下では2ヵ月間の休業を余儀なくされたが、再開以降、以前の2倍近く利用者が増えた月も。

「人生で初めての『外出できない』日々のなかで、息の抜き方がわからない、というお悩みを抱えたお客様が増えた印象です」(山脇氏)

 友人に会えない、外食にも旅行にも行けない。ならば自分のストレスは自分でケアするしかない。そんなとき非日常空間でのMedichaの瞑想プログラムは格好の手段だ。

 新型コロナを機に変わったことがもう1つある。「Medichaの瞑想プログラムがチームビルディングに効く」として、法人利用が増加したことだ。この日も、大手飲料メーカーの社員たちがそろってプログラムを体験していた。

 「最近、組織の変更があり、新しいメンバーが加わったんです。あらためて志を一つにし、チームとしてのまとまりを作るため、何か共通体験をしようと」

「元々瞑想には関心がありました。都内で体験できる場所を探すとMedichaを見つけました。非日常を体験できる設備が整っていると感じましたし、アクセスしやすい立地も魅力です」

「この後、瞑想体験で感じたことを皆でシェアしあうのが楽しみですね」

Medichaのメディテーション体験の気づきを最後に落とし込む茶室の空間。取材の日は企業のチームビルディングの一環としてこの場が活用されていた。
Medichaのメディテーション体験の気づきを最後に落とし込む茶室の空間。取材の日は企業のチームビルディングの一環としてこの場が活用されていた。

 瞑想といえば近年、グーグルやゴールドマン・サックスといった世界の有名企業が研修に導入していることで知られる。「瞑想で集中力が高まる」「ストレスを低減する」「他人への共感力を強化する」「生産性が向上する」「うつ病の再発を防止する」などのエビデンスも多数報告され、日本のビジネスシーンにも応用が進む。だが、チームビルディングという用途は「想定外」(山脇氏)だ。

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この記事の著者

東 雄介(ヒガシ ユウスケ)

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