楽天グループと日清食品は、日清食品が研究を進めている「完全栄養食」を軸に、複数の分野で新規ビジネスの創造を図る包括的なパートナーシップ協定を締結した。
日清食品が研究を進めている完全栄養食とは、「見た目やおいしさはそのままに、カロリーや塩分、糖質、脂質などがコントロールされ、必要な栄養素を全て満たす食」をコンセプトとしたものだという。
両社はパートナーシップの第1弾として、楽天の社員食堂における日清食品の完全栄養食の導入に向けた取り組みを開始。これにより、楽天で働く従業員の心身の健康およびウェルビーイングの向上を目指すとしている。
また、楽天が運営する「楽天市場」でも、完全栄養食の展開を予定。加えて、保険事業においては完全栄養食による「未病対策」のサポート、「楽天シニア」事業においては完全栄養食を通じた健康寿命の延伸、およびフレイル対策のサポートなど、楽天グループが有するサービス領域においても協働を進めていくと述べている。