NEWhは、新規事業担当者が自分たちのプロジェクトに最適なプロセスとスキルを診断できる、「バリューデザイン・シンタックス」の提供を開始した。
同社は、新規事業開発プロジェクトはビジネス(B)・テクノロジー(T)・クリエイティブ(C)を融合し、不確実性を下げながら創り続けることが重要だとしており、企業が保有するリソース、新規事業担当者やプロジェクトチームの経験・スキルに依存して進められることで、意図せずにBTCいずれかの視点に偏って検討されているのが現状だという。
こうした背景から、新規事業担当者が自分たちのプロジェクトの状況を理解し、最適なプロセスとリソースを選択できるように同ツールを開発したとしている。
バリューデザイン・シンタックスは、ビジネスモデルを構成する要素を分解し、一つの構文として表現。フレームワークに沿って事業構想を文章化することで、全体像が可視化され、構成要素の整合性や弱点を把握できるという。
同社は、下記のような活用メリットを挙げている。
自分たちの事業開発プロジェクトに必要なプロセスとリソースがわかる
デジタル時代のビジネスモデルに必要な要素を一つの構文にしており、ガイドを参考に記入することで、自分たちの事業検討に足りていない要素が可視化される。これにより、必要なプロセスとリソースが特定され、最適な事業開発プロジェクトを実現する。
専門性が異なるメンバー間で、共通認識を構築できる
事業開発では、職位や専門性の異なるメンバーと推進をしていく中で、メンバー内で各々が思い描くビジネスモデルにズレが生じることがあるという。同ツールは、ビジネスモデルの全体像を文章で表しているため、全体像と各要素の内容について共通認識を維持しながらのプロジェクト推進を実現する。
また、NEWhは同フレームワークの詳細説明、事業開発の現場における活用方法について紹介するセミナーを開催するとしている。
なぜ【ロジックだけ】で新規事業は実現しないのか? -100件以上のプロジェクト支援から導いた意思決定の“正解“-【実践編】
- 参加費:無料
- 日時:2022年6月16日(木)13時~14時
- 詳細・申し込み:関連リンクを参照