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Anaplan、AI活用の意思決定基盤「Agentic Enterprise」を発表

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 Anaplan Japanは2026年7月2日、エンタープライズ規模で業務運営をAIエージェントによって高度化する新たな統合運用モデル「Agentic Enterprise(エージェンティック・エンタープライズ)」を発表した。本モデルは米国Anaplan, Inc.が2026年6月30日に発表したプレスリリースの内容を、日本法人が日本市場へ展開する形でリリースされたものである。

 「Agentic Enterprise」は、ファイナンス、サプライチェーン、人事、営業などの主要業務を担うAIエージェントの活用により、これまで人手に依存していた煩雑なデータ分析やサイロ化したシステム運用の課題を解決することを目指している。エージェントは企業の多様なデータソースをリアルタイムで統合し、将来を見据えたシナリオ分析や意思決定の最適化に貢献する。

 本基盤の中核にあるのは、全社を跨る共通の計算・データ基盤であり、監査可能な「信頼できる唯一の情報源」として機能する点で、従来の断片化した情報管理からの転換を図る。また、大規模言語モデル(LLM)の対話機能とAnaplanの決定論的プラットフォームを融合させることで、企業固有のロジックに沿った高信頼・監査可能な業務回答の提供も実現している。

 加えて、AI活用による計算コストの課題にも対応し、スケーラビリティ・高精度・高速処理を備え、AIトークン使用に伴う従来型の高コストを排除する基盤設計としている。

 展開段階として、まず2026年10月までにCFO組織向けのスキルベースエージェント群の提供を開始する予定だ。このエージェント群は、財務計画・分析や調達・監査、システム、リスク管理、コーポレートディベロップメントなどCFO業務全般における自動化、能力拡張、アドバイスの機能を担う。その後、年末までにサプライチェーン、人事、営業にも業務特化型エージェントの提供を広げる見通しである。

 Anaplanは業界知見を有するフォーチュン1,000企業CFO層の実務要件やフィードバックを受けながら、各業務への適用性と実効性の高いAIエージェントの開発を進めている。これにより、企業は戦略的な意思決定への注力と、低コストかつ効率的・効果的な業務運営が可能となる。

 「Agentic Enterprise」はAmazon Bedrock上で展開され、信頼性・セキュリティ・パフォーマンスを担保しつつ、主要業務領域全体でAI活用を促進する。Anaplanによれば、同ソリューションはエンタープライズ規模での測定可能なAI活用効果に注力しており、企業変革や業務最適化を目指す経営企画部門にとって有効な選択肢となりうる。

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