OKIは、「組織の変革」「業務プロセスの変革」「新ソリューション創出」「既存ソリューションの強化」の4象限で顧客のDX実現に貢献するDX新戦略を策定した。DX技術・プロセスを強化し生産性向上を図ること、そして強化した技術・プロセスを新ソリューション・サービスとして顧客に提供していく「外部化」を進めることで、顧客の共創パートナーとしてDXを推進し、同社の競争力を強化していくという。
同戦略の一例として、OKI本庄地区(埼玉県本庄市)では、DXを現場実装した新工場(本庄工場H1棟)がまもなく本格稼働するという。同社はDX新戦略のフラッグシップファクトリーと位置づけるこの新工場において、研究開発や共創イノベーションによって創出した技術・ソリューションを活用。そして、強化・蓄積された技術・プロセスやノウハウを外部化することで、新ソリューションの提供や既存ソリューションの強化につなげ、顧客のDX実現を支援するとしている。
同社は今後、顧客のDX実現につなげる4象限の取り組みにより、DXソリューションを継続的に開発・提供していくという。