大日本印刷(以下、DNP)は、JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニーと協業し、JR上野駅構内の「エキュート上野」に、実証実験としてショールーミング店舗「&found(アンドファウンド)」を7月15日~8月14日でオープンする。
「&found」は、“日常のスキマ時間で「半歩先の日常」を体験できる、持ち帰る”をコンセプトとした店舗。生活者が駅でのスキマ時間に立ち寄って、食・雑貨・家電等を組み合わせた“半歩先の日常”に触れたり、レンタルして持ち帰ったりできるとしている。
特長
1.体験を通じて利用したい家電等をその場でレンタル可能
店内に展示する約50点の家電・AV機器・レジャー用品等の一部は、ピーステックラボが運営するモノの貸し借りアプリ「Alice.Style(アリススタイル)」の新サービス、定額制モノのシェアリングサービス「Alice.style PRIME(アリスプライム)」を通じて、その場で会員登録の上、当日持ち帰ることができる。
2.商品の組み合わせによる半歩先の日常生活を提案
「丁寧な朝活」「自分と向き合う時間」など、店舗内に設置した6つのテーマごとに、食品・雑貨・最新家電等を組み合わせた「半歩先の日常をかなえる体験」を提案する。たとえば、最新のコーヒーメーカーと一緒に楽しめるようバリスタが厳選した豆のセット、朝から気分を上げるレトロデザインのトースターで香りを楽しむデニッシュパンのセットなど、商品単体ではなく複数商品の価値を組み合わせて“半歩先の日常”を提供する。
3.接客やセンシング機器を通じて、生活者の反応を出展企業へフィードバック
商品・サービスに関して、熟練の専門スタッフが説明を行い、来店客が気軽に触れることで、興味の喚起や理解を促す。また、店内に音声マイクやカメラ、ビーコン等のセンシング機器を設置して、商品・サービスに対する来店客の反応などを音声データ(テキスト化)と位置情報等で取得。接客時の会話と来店客の行動のデータから生活者の潜在的な購買欲求(インサイト)を解析・可視化して、マーケティングデータとして出展企業にフィードバックし、商品・サービスの改善やセールストークの高度化などに活用するという。