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CTC、メタバーズ開発環境の簡易導入パッケージを提供開始 導入前のプランニングから運用までを支援

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 伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)は、NVIDIAの3Dデジタルコンテンツ制作におけるリアルタイム・コラボレーションおよび、デジタルツインのシミュレーションのための開発プラットフォーム「NVIDIA Omniverse Enterprise(以下、Omniverse)」を活用した、メタバースの開発環境の簡易導入パッケージ「Omniverse Starterパッケージ」を提供開始した。

 同サービスは、ハードウェアやOmniverseの活用プランニングなどをパッケージ化して、企業におけるメタバースの構築や利用を短期間で可能にするものだという。価格は260万円から。デジタルツインやVRなどの技術を通して、業務プロセスの最適化を図る製造業や建築業のユーザーを中心に展開し、Omniverse関連ビジネスによって、3年間で10億円の売上を目指すとしている。

 CTCは、仮想空間を複数のユーザーが共同で開発するためのNVIDIAのプラットフォームOmniverseの取り扱いを既に開始しており、今回、14名まで同時に使用できるOmniverseライセンス、活用のためのプランニングサービスに、デル・テクノロジーズのハードウェアを加え、簡易導入のパッケージをメニュー化。Omniverseの利用環境の導入から運用までを、総合的に支援すると述べている。

 活用のプランニングサービスでは、Omniverseの機能や活用事例を紹介し、ユーザーが仮想空間で実現したいテーマを創出するワークショップを実施。ワークショップの結果に応じて、NVIDIAのGPUを搭載したデル・テクノロジーズの3つのモデルから、ユーザーの用途に合わせた最適な選択ができ、早期の仮想空間の構築を実現できるという。

 また、Omniverseは光の反射や屈折、影などを精密に表現して、実写に近い仮想空間を制作できるため、同時に大量の計算が可能なNVIDIAのGPUと親和性が高いことも特徴だと述べている。

 導入後は、仮想空間や3Dデータに関する専門知識を持つCTCのエンジニアが、3Dデータの活用を支援するサービスもオプションで提供するとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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