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DX経営の課題と実践

なぜ丸井グループとグッドパッチによる合弁会社は「プロダクト」ではなく「組織文化」から着手したのか?

ゲスト:株式会社丸井グループ 相田昭一氏、株式会社Muture 芝尾崇孝氏、株式会社グッドパッチ 長友裕輝氏

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丸井グループの「三位一体」のビジネスモデル

 では、このようなパラダイムシフトに対して、丸井グループはどのような経営戦略で臨むのか。直近の中計によれば、3本柱として「インパクト×事業戦略×資本政策」を掲げている。丸井グループが掲げる「インパクト」とは、社会に与える変化や影響のことで2050年を見据えた新たな宣言だとしている。「将来世代の未来を共に創る」「一人ひとりの『しあわせ』を共に創る」「共創のプラットフォームをつくる」の3つのテーマからブレイクダウンし、重点項目、取り組み方法を提示している。

 インパクトを実現するための事業戦略が「三位一体のビジネスモデル」だ。コアバリューである信用の共創を活かした「小売」×「フィンテック」に、「未来投資」を加えた三位一体のビジネスモデルによってシナジーを追求することで、個々の事業の総和を超えた価値の創出をめざすとしている。

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この記事の著者

栗原 茂(Biz/Zine編集部)(クリハラ シゲル)

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