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東京海上日動ら6社、三重県で「空飛ぶクルマ」社会実装促進事業開始 居住者や事業者向けにパネル展示など

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 東京海上日動火災保険(以下、東京海上日動)、東京海上ディーアール、アド近鉄、大林組、近鉄グループホールディングス(以下、近鉄GHD)、SkyDriveは、「三重県での『空飛ぶクルマ』の社会実装促進事業」を実施する。

 なお、同事業は三重県による「『空の移動革命』実現に向けた地域実装促進業務委託」の採択を受けて行う。

 東京海上日動は、三重県と、2020年の包括連携協定締結以降、空飛ぶクルマの県内での社会実装に向けて協議や実証実験を実施してきた。今後、同事業を通じて、同県民の理解を促進し社会受容性を高め、県内事業者のビジネス参入機運を醸成するために、6社共同で事業を推進するという。

 事業概要は以下のとおり。

  • 事業名称:三重県による「空の移動革命」実現に向けた地域実装促進業務委託
  • 実証場所:津市内にある多数の三重県民の来場が見込まれる施設
  • 実施時期:2023年1月~2月を予定
  • 事業概要:三重県内の居住者および事業者を対象に、空飛ぶクルマの機体展示や、周辺技術・サービスの説明・パネル展示を実施。また、会場内にてアンケート調査を行い、三重県における空飛ぶクルマの認知度ならびに社会受容性に関する現状把握と、イベント参加前後での変化などを検証する

展示コンテンツ

  1. 空飛ぶクルマの有人試験機「SD-03」の機体展示
  2. 空飛ぶクルマVR体験
  3. 空飛ぶクルマ周辺技術、想定ロードマップ、ビジネス可能性に関するパネル展示

共同実施体制

  • アド近鉄:同事業全体取りまとめ、展示会などの企画・運営
  • 大林組:空飛ぶクルマのポートに関する展示物作成、調査内容作成
  • 近鉄GHD:空飛ぶクルマのサービスモデル検討、展示物作成、調査内容作成
  • SkyDrive:空飛ぶクルマ展示機体の提供、展示物作成、調査内容作成
  • 東京海上ディーアール:社会受容性調査のアンケート全体設計・取りまとめ
  • 東京海上日動:空飛ぶクルマの保険に関する展示物作成、調査内容作成

 東京海上日動は今後、空飛ぶクルマの社会実装に向けて、適切なリスクマネジメント手法の確立、保険制度・商品の設計・提供などを通じて社会受容性の向上に貢献していくとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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