ユーザベースは、技術マーケティングプラットフォーム「SPEEDA R&D」に、「簡易研究者情報」および「科研費動向」を追加した。
SPEEDA R&Dは、技術投資動向・市場構造変化などを体系化し、調査・分析の効率を高める技術マーケティングプラットフォーム。従来は、技術者が特許動向や論文動向といった機能を提供していたが、上記2つのコンテンツ追加により、技術企画・研究開発・知的財産関連部署の顧客は、技術・ビジネスの両面からグローバルに俯瞰的・構造的な分析が可能になるという。
概要は以下のとおり。
簡易研究者情報
公表された学術論文に注目し、執筆者とその論文数や共著関係を俯瞰。キープレーヤーである研究者を探索できる。協働パートナー探索において、企業情報に加え研究者情報を比較・分析することで、効果的な初期スクリーニングを実現するとしている。
科研費動向
日本・アメリカ・欧州の研究助成金データベースから26.7万件のデータを収集し、最先端技術テーマへの予算動向を時系列に比較・分析。機械学習の技術も併用したことで、500以上の技術テーマに予算項目の紐づけを実現し、メガトレンドの変化を把握できる。