日本オラクル、京王電鉄、⼩⽥急電鉄、ジョージ・アンド・ショーンは、外出機会の増加、高齢者の健康寿命延伸、子供にとって地域の安⼼・安全向上などを目指す「シニア/⼦供の街歩き促進サービス」の実証を、11月1日から東京都多摩エリアで開始する。
同実証では、多摩市、および日野市内に住む高齢者と子供に「見守りタグ」を配布し、専用スマートフォン・アプリをダウンロードした周辺に住む参加者とすれちがうことで、ポイントを付与。同エリアの実証協力店舗・施設約50ヵ所に訪問することでもポイントが付与され、貯まったポイントは多摩エリア内のフラワーショップにて、ギフトフラワーなどの商品に交換できる。ポイントはブロックチェーンで管理し、様々なサービスと連携しやすい環境を構築しているという。
実証の概要は以下のとおり。
実施期間
- 2022年11月1日~2023年2月28日
参加対象
- 高齢者・子供(見守りタグ)300名、専用アプリをダウンロードした多摩市および日野市の居住者
実施エリア
- 多摩市および日野市
実証背景
- 高齢化の進行に加え、高齢者のコロナ禍での外出機会の減少による健康不安増⼤
- ⽐較的⼦供の数が多い同サービス実証エリアにおける交通安全や防犯への対応
実施内容
- 参加対象者がエリア内の地域商店街や移動販売⾞などのスポット約50ヵ所に訪問すること
- スマートフォン・アプリをダウンロードした参加者と見守りタグ保有者がすれちがうこと
- 参加対象者がエリア内の特定スポットを通過すること
- 参加対象者の家族や介護者に「位置情報」「時刻」「通過」をメールでお知らせする
各社の役割
- 京王電鉄:沿線住⼈へ施策誘致、沿線店舗誘致とポイント獲得・端末の設置
- 小田急電鉄:沿線住⼈へ施策誘致、⼦供向けメール配信サービスの提供
- ジョージ・アンド・ショーン:⾒守りタグ・受信機の提供、ポイント管理システムの構築、参加者向けアプリの開発
- 日本オラクル:各種アプリやインフラ開発支援