Uber、Airbnb、テクノロジーが創り出す新しいビジネスモデルとその課題
非常に破壊的なビジネスモデルが出てきています。例えばUberです。しかし、そのビジネスモデルの本質はすぐには理解されませんでした。もともと、Uberはタクシー業界を攻めていました。けれども、私が住んでいるサンフランシスコでは、Uberのサービスはあまりにも“便利”でした。
その利便性からUberはいたるところで利用された。そして、人によっては、自動車を買わなくても済むようになったのだ。
ただ単にタクシー業界を変える、ということではじまった会社が実際にはさまざまな自動車そして、交通インフラ産業と競争をはじめる、という形になりました。これはたった5年で起こりました。
同様にAirbnbも事例にあがるだろう。そのサービスは、使われていない住居やビルの一室をほかの人の滞在に利用できるようにするものだ。現在、最も大きなホテルを運営する企業よりも、多くのお客様をAirbnbは抱えている。そして、こういった新しいビジネスモデルの中心にはテクノロジーがある。『ただ、……。』とレヴィ氏は続ける。