博報堂DYホールディングスは、XR技術を用いた体験・サービス開発を行っているMESONと、生活者発想でメタバースおよび空間コンピューティング領域における研究調査・情報発信を行う「Helix Lab(ヘリックス・ラボ)」を発足した。
また、同ラボは活動の第1弾として、メタバースが世の中に与える影響や変化について、生活者の視点から考察したレポート「Metaverse as Possible Futures」を発表した。
博報堂DYホールディングスとMESONは、2019年からサイバー空間と実空間が融合した「サイバーフィジカル空間」をテーマに「AR City」をはじめ、「Spatial Message」「GIBSON」など、生活者の新たな体験およびコミュニケーションに関する研究をこれまで行ってきたという。
今回、生活者を起点としたメタバース・空間コンピューティング領域の社会実装をさらに促すため、未来の生活者に関する研究・調査を共に実施し、情報発信を行う同ラボの発足に至ったとしている。
今回発表したレポートは、「メタバースによって生活者一人ひとりがどのような影響を受け、変化を経験するのか?」に主眼を置いて構成。様々な定義や考えによるメタバースによって描き出される、新たな生活体験の可能性を予測したという。