UXグロースのポイント
——業種・業態・新規事業・既存事業などの違いから、アプローチ方法にも違いはありますか?
進藤:どの業界でもアプローチ方法は一緒です。ただ、新規開発事業の場合は少々異なります。そもそも世の中にサービス・製品が出ていなければデータがありませんので、たとえばプロトタイプを作成して検証するなどの手段を使う場合もあります。また、大きなサービス変更によって受けるリスクが高くなる場合には、まずは小さく実験してみることもあります。メールやプッシュ通知でユーザーに小さくコミュニケーションをとってみて、何がうまくいかなかったのかを検証した上で、大規模な開発につなげる方法を採ることもあります。