博報堂のEC領域に特化した組織横断型プロジェクト「HAKUHODO EC+」は、博報堂DYグループ「ショッパーマーケティング・イニシアティブ」の取り組みとして、地方自治体・事業者のDX・EC支援を行うための「地域DXソリューション」を提供開始した。
「産地直送ECモール立ち上げ」「EC事業診断」「ECモール運用代行」「新商品開発」「地域ライブコマース」「地域DX教育」の6つのソリューションで、各地域に即した課題解決や運用の支援を行うという。
6つのソリューションでは、博報堂DYグループの強みを生かし、経営や事業戦略を行うマーケターやクリエイター、物流・コールセンターなど各実装領域の専門メンバー、そして実際に人手を担う人材派遣機能といった「戦略から実装まで」をフルファネルで支援するとしている。各ソリューションの概要は以下のとおり。
- 産地直送ECモール立ち上げ:地域物産品を扱う産地直送のECモールについて、事業戦略策定からモール構築・事業者の加盟促進・物流構築・受発注管理・認知獲得までをワンストップで実施
- EC事業診断:ECビジネスの経験がない地域の事業者向けに、ECビジネスの開始時の事業計画作成やECチャネル戦略策定を行う
- ECモール運用代行:地域の事業者にとって売り上げを伸ばしやすいECモールの運用について、専門チームが各事業者のECモール業務を支援。運営業務の代行やオリジナルデータを活用した出品サポート、ふるさと納税に対するサポートを実施
- 新商品開発:ECに特化したデータを用いて、販売戦略〜プロダクト設計〜コミュニケーション・PR戦略〜テストマーケティングまで、地域物産品の企画・開発を行う
- 地域ライブコマース:ライブコマースに特化した専門組織「LiveCommerce+」が地域の特色を活かしたライブコマースの企画運用を行い、「事業成長に直結するライブコマース」を実施
- 地域DX教育ソリューション:ハンズオン型研修/集合型研修/eラーニングを組み合わせてDX・EC領域の人材教育を行い、DX・ECを推進できる人材を育成、業務の内製化をサポートする