「課題」の具体性・個別性・般性を高める
続いては、「課題」について検討していこう。ここでもミクロとマクロ両方の視座が必要になるのは同じだが、堀氏は加えて、「課題(とそれに付随する「価値」)には“深さ”と“幅”が存在する」と説明する。課題の捉え方が抽象的なのか、具体的なのか。一般的なのか、個別的なのか。この2つの軸によって、課題の捉え方は分類できるという。
結論から言えば、「確信」をつくるためには、「“具体性”と“個別性”が高い」捉え方をする必要がある。そして「確証」をつくるためには、「“具体性”と“一般性”が高い」捉え方をしなければならない。