MS&ADインシュアランス グループ ホールディングスとMS&AD Venturesは、3月から、SELFと協業し、介護者向けのメンタルケアと介護に関わるライフサポートを目的とする新サービスの開発に向けて実証実験を開始した。
同実証実験では、SELFが開発・運営する会話型ライフサポートアプリ「SELF」の基盤を活用。アプリ内のキャラクターが家族介護者(以下、ユーザー)と日常的に会話し、日々の悩みや介護に関わる課題を捉えて、「ストレスや不安の受け止め」「こころの状態の可視化」「介護知識の充実」などのソリューションを提案するという。
ユーザーへの提案には、MS&ADグループが有する健康に関わる知見やノウハウも活かし、精神的疲労や介護への不安を軽減していくとしている。
同実証実験においてユーザーへの有効性が確認できることを前提に、専門介護者や家族介護者の親族などまで対象範囲を拡大し、より具体的な介護情報やサービスの提案を含む、トータルサポートサービスの構築を目指すという。