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実践フェーズの人的資本経営

なぜ経営戦略と人材戦略の食い違いが起こるのか──新たに確立すべき「日本式」の人的資本経営とは？

【第2回・後編】ゲスト：フォレストコンサルティング経営人事フォーラム 代表　松井勇策氏

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人的資本経営を議論するためのフレームワーク

松井：私は最近、生成AIと人的資本経営の関係性について関心を持っているのですが、次の表は、生成AIの登場が人的資本経営に及ぼす影響を考えるためにまとめたものです。生成AIを抜きにした人的資本経営の議論でも役に立つかと思います。

汎用生成AIによる人的資本経営への影響©フォレストコンサルティング経営人事フォーラム
汎用生成AIによる人的資本経営への影響
©フォレストコンサルティング経営人事フォーラム
［画像クリックで拡大表示］

　表の右側を空欄にして、ここに自社の現状などを書き込んでいけば、人的資本経営について議論するフレームワークとして活用できます。特に、表中の「全体計画」と「組織検証」のあたりが、人的資本の可視化の指針内容と重なるところになっています。

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